Home Work 2.3
[M] (2.22)がどのように出てくるのか、詳しく説明するね。その前に、(2.19)のはベクトル値関数で、おそらくほとんどの人は初めて出会うものだと思うよ。この場合のは2次元ベクトルなので、その要素をとすると
と書けるね。さらに、はの多変数関数なので
と書けるね。ここで、を周りでテーラー展開すると
ただし、などの記法は
を表しているよ。も同様に展開して
(3)と(5)を1次項で打ち切って、ベクトル表示したものが(2.22)ということになるね。
[P] 運動の各自由度について、位置と速度をペアにして状態変数を定義することが多いので、状態変数ベクトルの次元数は運動の自由度の2倍になるとと考えて良いようだね。
[C] 状態空間表現における行列の呼び方に通称がないので、ちょっと困るよね。
Flipped Classroom 2.3
[1] 行列の(2,1)要素は
のときが、のときがです。
[2] MAXIMAの方は定義通りに計算しています。一方MATLABの方は次を参照してください。