CT34 補遺3

安定判別

[C] 漸近安定性の等価な条件として次を学んだことになるね。

【漸近安定性の定義とその等価な条件】

定義DA: \forall x(0)\ne 0: x(t)=\exp(At)x(0)\rightarrow 0\quad(t\rightarrow\infty)

条件A0: \exp(At)\rightarrow 0_{n\times n}\quad(t\rightarrow\infty)

条件A1: {\rm Re}(\lambda_i(A))<0\quad(i=1,\cdots,n)

[P] なぜ行列Aだけを用いるのか、その理由を物理的に説明できま~す。

[M] 2次系の場合は分かったからは、あとは一般の場合の証明ができるかどうかだ。そのためには、まず実Jordan標準形を理解する必要があり、次が参考になるらしいよ。

実Jordan標準形

その上で、実Jordan標準形の行列指数関数を考えるのだそうだ。次が参考になるらしいよ。

行列指数関数

(以上、とりあえず手がかりとなる材料を示しておきます。)