「工程’s」による平準化

「工程’s」による平準化…Homework

●作業情報が次表のように与えられる例を考えます。

# 作業名 作業時間 先行関係 作業員
1 A1 3 4 5 3
2 A2 4 6 7 1
3 A3 6 8 1
4 A4 4 6 7 4
5 A5 5 9 4
6 A6 4 10 5
7 A7 5 8 4
8 A8 2 10 5
9 A9 2 10 2
10 A10 5 0 3

山積みを行った結果を次に示します。毎日10名まで配員可能とすると、これをオーバーしていることが分かります。

ここで、赤い作業の列がCPを表しています。通常は、CP以外の作業を前後させて平準化(山均し)を行います。

●「工程’s」の「オシカ」を用いて平準化を行った結果を次に示します。

●以上は、各作業を作業期間中は毎日一定の配員で行う場合です。しかし日ごとに配員数を変えてよい場合を検討するために、次の山積みを行います。

●これを平準化して、次の結果を得ます。

本来は、作業81が始まるまでに作業A74を終わらせたいところですが、「工程’s」でそれが可能かどうかは現在検討中です。

●参考までに、別の方法で日ごとの配員数を変えながら(したがって作業期間を変えながら)、平準化を行った結果を次に示します。

ここで、10名の作業員はどの作業も担当できることを仮定しています。