問題の規模
例題2に対して、次式に基づいて、「問題の規模」を計算してみます。
、
だから、ブロックBLK1については
ブロックBLK2については
ブロックBLK3については
したがって、例題2に対して問題の規模は
と計算できます。
本書では、すべてのRCPSPについて、問題の規模を次のコードで、モードの総数として求めていますす。
OptSeq |
|
ここで、RCPSPとして定式化されたモデルをとしています。
により、すべてのアクティビティ名のリスト
を求めて、その長さを
としています。また各アクティビティに付されたモードの個数を並べたリスト
を求めています。平均モード数
を求め、これを
乗することで、問題の規模としています。