n次系の周波数応答
次の漸近安定な1入力1出力次系の状態空間表現を考えます。
このとき、正弦波入力
に対する零状態応答を計算します。そのために
を、零状態応答の式
に代入して
ここでとすると
これから正弦波入力(3)に対する零状態応答は、のとき次式で与えられます。
これは、入力が正弦波のときは、時間が十分立てば、出力も正弦波となることを示しています。その振幅と位相はそれぞれの絶対値と偏角となっています。
n次系の周波数応答
次の漸近安定な1入力1出力次系の状態空間表現を考えます。
このとき、正弦波入力
に対する零状態応答を計算します。そのために
を、零状態応答の式
に代入して
ここでとすると
これから正弦波入力(3)に対する零状態応答は、のとき次式で与えられます。
これは、入力が正弦波のときは、時間が十分立てば、出力も正弦波となることを示しています。その振幅と位相はそれぞれの絶対値と偏角となっています。