Home Work 6.2
[P] 一般にインパルス応答を実験で求めようとすると大変そうだね。構造試験ではインパルス・ハンマーという道具が使用されるらしいけど、やはりインパルス応答が調べられているんだね。
[M] インパルス応答の定義式(6.24)をよく見てみると、
となっていて、これはの場合の零入力応答を並べたものと言えるね。そうすると、数学的には、インパルス応答は初期値をの各列ベクトルに設定したときの応答ということになるね。
[C] この考え方は、非線形シミュレータで適当な初期値を与えたいときに役に立ちそうだね。
Flipped Classroom 6.2
[1]
を解くと
これは次のように場合分けされます。
のとき、
のとき、
のとき、
[2]
のとき
となることから、インパルス応答は次のように計算されます。
のとき、とおいて
となることから、インパルス応答は次のように計算されます。
のとき、とおいて
となることから、インパルス応答は次のように計算されます。