性能解析LMI(H∞ノルム)…Homework
[1] 直達項をもつ次系のノルムがより小である条件はを用いて、次のように表されます。
図1 直達項をもつn次系
実際、シュール補元に関するLMIより
が成り立つことに注意して
すなわち、条件
が成り立ち、これを積分して
を得ます。漸近安定性より左辺は正でなければならないので
が成り立ちます。
●入力から出力への入出力特性は不変であることから
を得て、次が成り立ちます。
演習B22…Flipped Classroom
2次振動系に対して、適当なを設定し、ノルムと$の大小関係をチェックするプログラムを作成せよ。
MATLAB |
%ana_lmi5.m
%------
clear all, close all
zeta=0.4; Mp=0.5/zeta/sqrt(1-zeta^2)
A=[0 1;-1 -2*zeta]; B=[0;1];
C=[1 0]; D=0; n=2;
gam=input('gamma = ');
%------
setlmis([]);
X=lmivar(1,[n 1]);
%------
lmi1=newlmi;
lmiterm([lmi1 1 1 X],1,A,'s'); %#1:X*A+A'*X
lmiterm([lmi1 1 2 X],1,B); %#1:X*B
lmiterm([lmi1 2 2 0],-gam); %#1:-gam
lmiterm([lmi1 3 1 0],C); %#1:C
lmiterm([lmi1 3 2 0],D); %#1:D
lmiterm([lmi1 3 3 0],-gam); %#1:-gam
%------
lmi2=newlmi;
lmiterm([-lmi2 1 1 X],1,1); %#2:X
%------
LMIs=getlmis;
[tmin,xfeas]=feasp(LMIs);
X=dec2mat(LMIs,xfeas,X)
%------
%eof
|
図2 2次系の周波数応答の比較